モウソウチクなどの竹が市販の除草剤で枯死することを確認したNPOの記事。環境保護を目的としたNPO法人設立の一事業例。
里山や造林地などに侵入するモウソウチクなどの竹が、市販の除草剤で枯死することが宇部市のNPO法人・国際環境支援ステーション(脇坂宣尚理事長)の実証試験で確認された。
脇坂理事長らは「伐採に変わる駆除の一つの方法として利用できるのでは」と期待している。 同NPO法人は、竹林の伐採や搬出に人手などの負担が大きいことなどから、除草剤による竹の枯死の実証試験に取り組んだ。
現在、県などは竹をエネルギー資源として活用するため、竹を燃料として発電所に供給する取り組みをしている。同NPO法人は「来年も関連試験を実施して有効性を再確認したい」と話している。(毎日新聞)