山スキーの雪崩、サイン見抜いて NPOが対策解説
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雪崩のメカニズムや安全対策などについて分かりやすく解説するセミナーを行ったNPOの記事。雪崩に関するNPO法人設立は数少ない。

バックカントリー(山スキー)の季節が到来したが、遭難事故を引き起こす雪崩(アバランチ)のメカニズムや安全対策などについて分かりやすく解説するセミナー「アバランチナイト『バックカントリーでの雪崩と事故の実態について』」が6日、千代田区一ツ橋1の毎日新聞社1階「毎日メディアカフェ」で開かれ、約120人が参加した。

解説したのは、NPO法人「日本雪崩ネットワーク」理事長の出川あずささん。同ネットワークは、雪崩に関する研究や対策、安全教育、事故調査などを行っている団体。

出川さんは、イラストや動画を使いながら、雪崩が起きる仕組みを解説。実際の事故事例を示しながら、「雪はなだれると重たくなり、人間の力ではどうにもならない。大事なのは雪崩に遭わないこと」と話した。 (毎日新聞)

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