茶わん作って茶会を 彦根のNPO法人が参加者募集
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抹茶茶わん制作会の参加者を募っているNPOの記事。特定の焼き物の伝承、普及をすすめる目的のNPO法人設立の例。

自作の茶わんでお茶会を-。彦根市のNPO法人「湖東焼を育てる会」は、24日に同市芹橋のアトリエ葦(あし)で開く抹茶茶わん制作会の参加者を募っている。3月の茶会まで、一連の過程が体験できる。

制作会では、茶の湯を愛した彦根藩主・井伊直弼の作品を手本につくる。2月26日に釉薬(ゆうやく)をかけて登り窯で焼き、3月6日には彦根城博物館で茶会を開く。NPOの担当者は「初心者でも自分好みの本格的な茶わんが作れる」と参加を勧めている。

湖東焼は江戸時代後期に彦根で焼かれ、直弼のころには当時の焼き物を代表する完成度だった。現在は伝承が危ぶまれており、NPOが普及啓発に努めている。(中日新聞)

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