徳島市長選に立候補することを表明したNPO理事長の記事。NPO法人設立後に役員が首長や議員に転進することは少なくない。
任期満了に伴う徳島市長選(3月20日告示、27日投開票)に、新人でNPO法人「徳島城を再建する会」理事長の小松格(いたる)氏(69)が29日、無所属で立候補する意向を表明した。同市長選への出馬表明は4人目。
徳島市内で記者会見した小松氏は「徳島城を復元し、阿波踊りを世界遺産にする。世界から観光客を集めたい」と語った。新町西地区再開発計画については「ホールは計画通り進め、商業ビルはやめる」と述べ、芝生のイベント会場にする考えを示した。
小松氏は徳島市出身。城南高から大阪外国語大(現大阪大)外国語学部に進み、関西の中学校と高校で教諭を務めた。(毎日新聞)