「ひとり親」の子にランドセル NPO法人、32家庭に贈呈
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

新入学児童がいる県内のひとり親家庭にランドセルを贈るNPOの記事。子どもの貧困に取り組む目的でのNPO法人設立は増加傾向にある。

子どもの貧困問題に取り組む長崎市のNPO法人「Fineネットワークながさき」(山本倫子代表)は13日、新入学児童がいる県内32のひとり親家庭にランドセルを贈る。

既に募集を終えており、同ネットの事務所には贈呈が決まった子どもたちから「たいせつにします」「おべんきょうがんばります」など、喜びの声をつづったはがきが届いている。

三菱重工業長崎造船所から社会貢献のための資金提供を受け、県内のひとり親家庭から希望者を募った。ランドセルは24色から選べるようにし、鉛筆や定規、下敷きなどの文房具も一緒にプレゼントする。

同市ひとり親家庭福祉会によると、県内でもひとり親家庭は、パートなど非正規労働で家計を支える世帯が増加傾向にあるという。(西日本新聞)

関連記事