NPO法人設立を目指す、寄付で集めた食品などを生活困窮者に届けるボランティア団体に関する記事。
寄付で集めた食品などを生活困窮者に届けるボランティア団体「フードバンクかわさき」(川崎市多摩区)の高橋実生(みお)代表が、県内での活動を拡充させるため、NPO法人「フードバンクかながわ」の設立を目指している。県内各地に拠点を置く構想で、一緒に活動するメンバーを募っている。
「かわさき」は2013年に活動を開始した。品質に問題はないが、さまざまな事情で販売できなかったり、余ったりした食品や日用品を企業や個人から寄付してもらい、県内約200世帯に届けている。配送先でお年寄りらと顔を合わせることは見守りにつながるとして、行政の支援制度の案内もしている。(東京新聞)