ひとり親世帯を訪問して病気から回復期の子供の面倒をみるNPO法人設立に関する記事。
山形市の一般財団法人「県母子寡婦福祉連合会」(県母子連)は今月、ひとり親世帯を訪問して病気から回復期の子供の面倒をみる「訪問型病後児保育」のサービスを手掛けるNPO法人を設立する。
県子ども家庭課によると、子供を一時的に預かる施設型は県内に11カ所あるが、訪問型は県内で初めて。県母子連の伊藤孝事務局長(63)は「家庭に出向くことで、親の送り迎えの負担がなくなる」とメリットを話している。
NPO法人の名称は「県ひとり親家庭福祉会」で、6月の運営開始を目指す。現在、ひとり親の各家庭を訪問する支援員として山形市や米沢市、寒河江市などの女性13人を確保した。利用料は1時間当たり300円の予定で、交通費は別途徴収しない。 (毎日新聞)