離婚後に別々で暮らす親子が定期的に会う面会交流を支援する事業をはじめたNPOの記事。このような活動を行う目的でのNPO法人設立は今後も増えるかもしれない。
離婚後に別々で暮らす親と子が定期的に会う面会交流を支援する事業を、岐阜市のNPO法人「あゆみだした女性と子どもの会」が今月から始めた。県内では初めて。
面会交流は別れた両親の確執で思うように実現しないことがあり、支援団体による仲介が求められていた。広瀬直美理事長は「子どもが親からの愛情を確認できる大切な機会」と面会交流の意義を話す。
主な支援は、両親の間で話し合いが難しい場合の連絡調整、面会に不安がある場合の付き添い、父母が顔を合わせられない場合の子の受け渡しなど。岐阜市内に拠点を構え、面会室を備える。家庭裁判所の元調停員や元児童相談員らがボランティアでスタッフを務める。(岐阜新聞)