地元のリンゴを原料に開発していたシードルを完成させた遠野のNPOの記事。地元に根付いたNPO法人設立。
遠野市のNPO法人遠野まごころネット(臼沢良一理事長)が、同市産のリンゴを原料に開発していたシードルが完成した。沿岸被災地の障害者就労支援などを目的に製造したアルコール飲料で、商品名は「遠野林檎(りんご)」。リンゴの風味豊かな辛口シードルは、復興を願うたくさんの人の思いが詰まっている。
5日に同市のJR遠野駅前で試飲販売会を開き、市民が解禁を祝って乾杯した。SL銀河の乗客にも新商品をPR。旅行の記念にしようと、多くの観光客が買い求めた。(岩手日報)