被災地の犬の新たな飼い主を探すことを決めたNPOの記事。災害救助犬の育成などを目的とするNPO法人設立。
熊本地震の発生から14日で2カ月を迎えた。災害救助犬の育成などに取り組むNPO法人日本動物介護センター(岐阜市日野南)は、岐阜県富加町大山の訓練施設で、熊本地震の被災地の犬4匹を保護している。
熊本の民間団体が保護していた犬で、同センターは新たに飼い主を探すことを決めた。14日には再び現地へ支援に向かい、さらに七匹を預かる予定。今月下旬からはホームページに保護犬の情報を載せ、飼い主を募集する。
同センターは熊本地震の発生後、不足しているケージやえさを現地の団体に届けようと、4月26日に熊本市へ出発。翌朝に同市動物愛護センターに到着し、物資を届けた。(中日新聞)