「ナガボナツハゼ」が自生する草原で観察会を開いたNPOの記事。環境保全目的のNPO法人設立。
浜松市北区のNPO法人「縄文楽校」はこのほど、希少なブルーベリー「ナガボナツハゼ」が自生する北区三幸町の草原「ききょうの園」で観察会を開いた。
ナガボナツハゼは愛知県東部から浜松市に自生する日本固有のブルーベリーで、環境省の絶滅危惧種に指定されている。同NPOの関係者が2008年にききょうの園で発見した。以来、同NPOが保全のため毎月草刈りなどの手入れを続けている。
参加者約40人はナガボナツハゼを研究している静岡大農学部の八幡昌紀准教授の解説を聞きながら青い実を観察し、希少性や保全の必要性を学んだ。(静岡新聞)