長時間労働の是正を求めた署名を厚生労働相に提出したNPO法人の記事。子育て支援に取り組むNPO法人設立。
父親の子育て支援に取り組むNPO法人「ファザーリング・ジャパン」(東京・千代田)の理事らが23日までに、長時間労働の是正を目的にインターネット上で集めた約4万人分の署名を塩崎恭久厚生労働相に提出した。
電通の新入社員、高橋まつりさん(当時24)が昨年12月に過労自殺した問題を受けて、10月中旬から署名の募集を始めた。
NPO法人の理事らは、塩崎厚労相に残業時間の上限設定の法制化と、終業から始業まで一定の休息時間を設ける「インターバル規制」の導入を求めた。これに対し、塩崎厚労相は「前向きに検討したい」と述べたという。(日本経済新聞)