運営資金をふるさと納税でまかなっているNPO法人の記事。高齢者の移動支援を目的とするNPO法人設立。
通院や買い物に出かける高齢者の移動支援に取り組む佐賀市大和町のNPO法人かわかみ・絆の会(松崎逸夫理事長)が、車の整備費などの運営資金をふるさと納税でまかなっている。
ふるさと納税の支援先にNPO活動を指定できる佐賀県独自の制度を活用した。免許を手放した高齢者の移動支援ニーズが高まる中、運営手法が注目を集めそうだ。
絆の会2015年10月、地元の民生委員経験者や住民らが中心となって絆の会を設立し、サービスが行き届かない介護保険対象外の65歳以上を対象に病院などの送迎支援を始めた。現在は週4日送迎しており、運転をやめた高齢者もいる。 (毎日新聞)