長期入院中の子どもたちに外の世界を楽しんでもらう取り組みを進めるNPO法人の記事。患者や家族を支援するNPO法人設立。
長期入院中の子どもたちに仮想現実(VR)で外の世界を楽しんでもらおう--。岡山のNPO法人がこんな取り組みを進めている。インターネットで呼び掛けて資金を調達する「クラウドファンディング」を利用して機器を購入し、先月には体験会も開いた。学校の卒業式の生中継やスポーツ選手との交流に活用していくという。
VRを活用した入院中の子どもたちへの支援は、各地で取り組みが始まっている。文部科学省の調査によると、病気やけがで長期間学校へ行けない子どもは15年度で全国に約5万5000人いる。(毎日新聞)