自然エネルギー観光ツアーの事業化を準備するNPO法人の記事。環境保護目的のNPO法人設立。
伊那市内の自然エネルギーの取り組みを産業観光ツアーにして誘客を図ろうと、地元住民でつくるNPO法人南アルプス研究会(小澤陽一会長)は、来春からのツアー事業化に向けて準備を進めている。
森林資源を活用する「木質バイオマス」や水力発電など点在する市内各施設を結び、伊那市の豊かな資源や魅力に触れてもらう中で自然エネルギーの普及、推進を図る。7日は関係者を集めたモニターツアーを行った。
同研究会は、15年ほど前から水力発電の調査研究を進めるなど自然エネルギーに関わってきた。一時活動を休止したが今回、エネルギーの地域内循環を広める観点からツアー事業を活動の柱にして再始動。今後、旅行業の資格を取得する。(長野日報)