3年前の自分から手紙 鳴門のNPO、陸前高田で被災の生徒に
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小中学生から預かっていた手紙を発送するNPO法人の記事。預かった手紙を数年後に届けるNPO法人設立。

預かった手紙を1~5年後に届けるサービスを行う「NPO法人花見山 心の手紙館」(鳴門市鳴門町土佐泊浦)が、東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県陸前高田市の小中学生から預かっていた手紙605通の発送準備を始めた。思春期の多感な時期に被災した生徒たちが書いた「3年後の自分や街へのメッセージ」が、震災から7年となる3月11日までに本人の元へ届く。

手紙館は、自身や大切な人に、日常では伝えられない思いを手紙につづってもらおうと2013年3月に開館。今では県内外から多くの人が訪れている。18年1月現在で、約6000通の利用があった。
(毎日新聞)

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