ミャンマーの子に生体肝移植 九大病院とNPO 技術移転へ
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NPO法人などの資金援助を受けて行われた生体肝移植手術の記事。途上国での医療支援を目的としたNPO法人設立。

九州大病院(福岡市東区)は22日、ミャンマーの子どもとしては初の生体肝移植手術を同病院で行い、ドナー(臓器提供者)の父親も含めて術後の経過は順調と発表した。今後はミャンマーで現地医師が移植手術を行えるよう、医師団を派遣して技術を伝え、手術態勢整備に協力するという。

患者は胆道閉鎖症のオッカー・チョー君(3)。途上国で医療支援をしているNPO法人ジャパンハート(東京)と同病院の資金援助を受けて、両親と7日に来日。20日に行われた手術では、父リン・テインさん(39)の肝臓の5分の1を移植した。(西日本新聞)

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