地域支援型農業実験事業を行うNPO法人の記事。
大崎市鳴子温泉のNPO法人「鳴子の米プロジェクト」は、生産者が食材を消費者に直接販売するCSA(地域支援型農業)の手法を生かし、若者の働く場を中山間地域に作る実験的な事業に乗り出す。農業の担い手不足や人口流出といった課題の解決を目指す。
CSAは、消費者が前払いで定期的に野菜などを購入することで新鮮な生産品を得られ、生産者の支援につながる仕組み。同法人は2006年から、中山間地で栽培するコメ「ゆきむすび」の予約販売を通してCSAを実践してきた。(河北新報)