幻のカニの量産の挑戦するNPO法人の記事。環境保護目的のNPO法人設立。
浜名湖では「幻のカニ」といわれるノコギリガザミ(ドウマンガニ)の養殖研究を浜松市西区で続けているNPO法人「地域生物資源研究所」(理事長・久保靖静岡大名誉教授)が、大量生産に向けた新たな取り組みを始めている。
東南アジアでノコギリガザミの生息地となっているマングローブの植林、育成活動を長年、浜名湖で行っているオイスカ高(同市西区)の生徒も協力している。新たな取り組みは、ふ化後の稚ガニ数千匹を複数のネットに分けてマングローブのプールに沈め、より生息地の自然に近い形で育てて大量生産につなげる。(静岡新聞)