NPO法人設立をめざす考古学者の記事。
戦乱の続くイラクで発掘調査の再開を目指す日本の考古学者らが、特定非営利活動法人 (NPO)の発足を目指している。世界四大文明の一つ、メソポタミア文明をめぐる発掘再開と研究、学術成果の普及、人材育成などに取り組む。
法人化を目指すのはメソポタミア考古学教育研究所(略称JIAEM)で、代表は小泉龍人・早稲田大総合人文科学研究センター招聘(しょうへい)研究員(54)。メソポタミア考古学が専門で17年3~4月、日本隊が調査を中止したままになっている南イラク・シュメール地方を訪れた。(毎日新聞)