事実上「アサザ消滅」NPOが確認 「8月でも霞ケ浦に群落なく」
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アサザの消滅を確認したNPO法人の記事。環境保全のNPO法人設立。

霞ケ浦の環境保全に取り組むNPO法人「アサザ基金」(牛久市)は1日、土浦市で会見を開き、霞ケ浦で見られていた自生のアサザの群落が確認できず、事実上消滅したと発表した。基金は、国による水位管理に問題があるとみており、県に対応するよう求めた上で、15日から県内で始まる世界湖沼会議で「議論するべきだ」と訴えた。

アサザは国の準絶滅危惧種に指定される水生植物。秋や冬の乾燥により露出した陸に種子が定着し、発芽する。梅雨に水位が上昇すると、水面に葉を広げ、夏には黄色い花が咲く。(東京新聞)

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