台湾の大学と協定を結んだNPO法人の記事。学術研究目的のNPO法人設立。
三島市のNPO法人「グラウンドワーク(GW)三島」が、台湾の国立雲林科技大と人材育成や学術研究交流に関する協定を結んだ。台湾では専務理事の渡辺豊博さん(68)の著書「先生、NPOって儲(もう)かりますか?」が中国語に翻訳されて出版される動きもあり、渡辺さんは「三島の市民協働のまちづくりが台湾の地方創生のモデルになれば」と話す。
協定により、同大の学生や准教授クラスの教職員を研修生として受け入れる。地元の源兵衛川を再生する活動などで培ったノウハウを伝え、情報交換もする。GW三島が海外の大学と協定を結ぶのは三カ所目。協定締結は十二日に国立雲林科技大で行い、渡辺さんと方国定副学長が調印書を交わした。(中日新聞)