小学校にコカリナを寄贈したNPO法人の記事。楽器の普及を目的とするNPO法人設立。
NPO法人日本コカリナ協会は二十六日、福島市の清明小に二〇二〇年東京五輪・パラリンピックにちなんだ楽器「コカリナ」約二百個を贈った。日本コカリナ協会によると、寄贈したコカリナは新国立競技場の建設に伴い伐採された神宮外苑のケヤキなどから作った。
部品の一部には岩手県陸前高田市で津波被害に遭ったマツも使われているという。聖火リレーのスタート地となる福島県の子どもたちに東京五輪ゆかりの素材で作った楽器に親しんでもらおうと企画。音楽活動に力を入れている学校として清明小を選んだ。(福島民報)