動物保護に取り組む西松浦郡有田町のNPOアニマルライブ(岩崎ひろみ理事長)などが、記録的豪雨に見舞われた県内の被災地でペットの支援に奔走している。避難場所で飼うことができない飼い主から相次ぐ一時保護の依頼に応えている。その一方で日頃から預け先を探しておくなど事前の備えの重要性を訴える。
2日からペットに関する相談を呼び掛けたところ、5日までに犬猫合わせて30匹以上の一時預かり依頼があった。同日には災害の被災地でペットの支援をするCDCA民間動物救済本部(東京都、西澤ひと美代表理事)も駆けつけ、大町町や武雄市の避難所や被災家屋を巡回した。(佐賀新聞)