生活困窮者支援NPOへの寄付が減、需要は増 福祉の食料庫ピンチ
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新型コロナウイルスの感染拡大で、企業や個人の寄付で生活困窮者などの食料支援を続けるNPO法人「セカンドハーベスト名古屋」(名古屋市北区)の活動が苦境に立っている。企業の寄付が減る一方、困窮者からの需要が増え続けているためだ。

感染拡大で景気の先行きが不透明になり、三月以降、企業から寄付される食料が激減した。一方で、東海地方の自治体の支援要請は急増し、三月の依頼件数は名古屋市で前年比29%増の四百九十件。外国人派遣労働者らが多い三重県では60%増の百四十七件と大幅に増えている。(中日新聞)

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