梅雨前線の活発化で甚大な豪雨災害となっている九州地方を支援しようと、兵庫県丹波篠山市京町のNPO法人「P・U・S(バングラデシュの村を良くする会)」の岩下八司理事長(70)らが8―10日、熊本県を訪れ、熊本地震以来、親交のある現地の団体を通して被災者に支援物資を届けた。
東日本大震災をはじめ各地の被災地に赴き、支援活動を展開してきた同法人だが、現在の九州地方は、河川の氾濫や土砂災害など、いまだ危険な状態にあるため、今回は細心の注意を払いながらの物資運搬と現状把握のみ行った。今後も支援活動を継続すると言い、市民にも物資の提供などの協力を求める。(丹波新聞)