離島をコスメ産業で元気に 唐津市のNPO「リトコス」始動
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コスメ産業で離島を元気に-。離島振興を掲げる佐賀県唐津市のNPO法人「リトコス」が、同市の離島で育てたヤブツバキなどの植物を化粧品の原料として販売につなげる取り組みを始めた。人口減少や耕作放棄地の増加など島の課題を解決し、新たな経済活動を生み出して活性化させる試みで、島民も期待を寄せている。

島民が耕作放棄地で栽培した植物を買い取って加工するなどし、商社や化粧品メーカーに原料として販売する仕組み。ローゼルやホーリーバジル、キヌアなど、お年寄りでも手軽に栽培できる植物を選び、農薬や化学肥料を使わない自然農法での安定生産を支援する。JCC会員企業に販路を持つ利点も生かし、島民と協力して持続可能な産業を目指す。(西日本新聞)

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