サッカーを通じた子どもの教育や国際的な社会貢献活動に取り組む認定NPO法人「レアーレ・ワールド」(伊東市富戸)が22日、熱海市伊豆山の姫の沢公園スポーツ広場で、大会「レアーレカップ」を開いた。子どもが本気でプレーする環境を整えるとともに、寄付による社会貢献の要素も取り入れた特色ある大会だ。
八歳以下の選手でつくる県内の九チームが参加、予選リーグと決勝トーナメントで競った。全試合で最優秀選手を選んで表彰するなど、真剣にプレーしたくなる要素を盛り込んだ。プロのカメラマンや音響らも協力、本格的な大会の雰囲気も演出している。
参加者は一人一足の運動靴か、スパイクを参加費の代わりに寄付。この日は計百三十一足が集まった。新型コロナウイルスの収束後に、ケニアの子どもたちに届ける。(東京新聞)