児童養護施設や里親家庭などで暮らす子どもたちの巣立ちを支援する認定NPO法人「ブリッジフォースマイル」が26日、ボランティア向けの研修会を佐賀市で開いた。児童養護施設「聖華園」(同市)の江口利也副園長が講師を務め、子どもたちの自立に向けた取り組みを紹介した。
江口さんは、聖華園では短大生から幼児まで39人が、6~7人のグループに分かれて生活していると説明。民家を改修したグループホームで地域に溶け込みながら暮らしている状況や、自炊などの1人暮らしを疑似体験する設備も備えていることにも触れた。(佐賀新聞)