湖西市の前向花畑を管理するNPO法人ハピネス湖西が、畑で採れた季節の花の種を商品化した。「ちょいまきセット」と名付け、菜の花、ヒマワリ、コスモスの種を名刺大のポチ袋に詰めた。愛知県豊橋市の障害者就労支援事業所が袋詰めや選別を担当。農業と福祉が連携して地域をPRする、ちょっとした贈り物として育てていくつもりだ。
菜の花百粒以上、ヒマワリ十粒、コスモス二十粒を種類別に袋詰めし、年間を通して花を楽しめる。今年四月に開所した就労継続支援B型事業所「いぶきの家」(豊橋市牛川通)が製品化を手掛ける。価格は百円で、収益は畑の整備や袋詰めした利用者への工賃に充てる。(中日新聞)