岩手県議会の人口減少・少子化対策調査特別委員会は29日、富山市内を訪れ、遊びを通じて子育て支援に取り組むNPO法人「富山・イタズラ村・子ども遊ばせ隊」(富山市呉羽町)の活動を視察した。
岩手県議会は、全国的に進む人口減少、少子化に対応するための施策や地域づくりのため、同委員会を2013年10月に設置。今回の視察は富山、石川両県や民間で行われている取り組みを調査をするため、委員11人が28日から訪れている。
委員らは皿回しに挑戦して「なかなか回らん」などと遊びを楽しんだ。同委員会の軽石義則委員長は「子どもが伸び伸びと育つための環境というものを思い出させてくれた」と話し、本年度中にまとめる最終報告に反映させる意欲をみせた。(中日新聞)
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