NPO法人山形自立支援創造事業舎が運営する指定障がい福祉サービス事業所「みちのく屋台こんにゃく道場」(山形市末広町)が8月20日、自家栽培の唐辛子を使用した「感涙のやまんばブタサラミ」を発売した。同法人は、障がい者の就労継続支援B型事業所として2007(平成19)年12月に開所し、スーパーの駐車場やイベントでの玉こんにゃくの移動販売などを行ってきた。
唐辛子の栽培は約10年前からスタートした。当初は、赤唐辛子と青唐辛子の2種類を栽培していたが、2018(平成30)年からは黄色い実が特徴の「黄金唐辛子」も栽培している。これまでに、それぞれの唐辛子を使用した一味唐辛子をはじめ、ゆずこしょうやせんべい、ラスクなどに加工し販売した。今月からは山形県内のスーパー「ヤマザワ」で、生と乾燥の唐辛子の販売も開始する。(山形経済新聞)