松戸のNPO コンゴに「防災学校」設立 災害の備え身に付けて
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途上国の教育支援に取り組む松戸市のNPO法人「なかよし学園プロジェクト」が八月下旬、五月の火山噴火で三十人以上が犠牲になったコンゴ(旧ザイール)に「防災学校」を設立した。現地で授業を行った代表の中村雄一さん(43)は、繰り返される火山被害を前に「災害への備えを身に付けて」と呼び掛けた。

コンゴ東部のニーラゴンゴ山が噴火したのは五月二十二日。中村さんは昨年末から今年一月にかけて同国を訪問し、コロナ禍で不足している布マスク三千二百枚を届け、子どもたちに感染予防の出前授業を行っていた。噴火で現地の知人から「溶岩が押し寄せ、街がパニックになっている」と噴火直後の動画が送られてきた。ふもとの街は溶岩にのまれ、四十万人以上が避難したとされる。(東京新聞)

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