若者の投票率向上に取り組むNPO法人「ドットジェイピー」(東京都千代田区)は23日、衆院選の啓発のため、オンラインで「若者国会」を開いた。県内からは、福島大1年、粕谷 大翔だいと さん(19)が参加した。
若者国会には、全国の大学生ら約20人が参加。選挙に行かない理由について、グループに分かれて仮説を立て、投票率の向上につなげる施策を議論した。
粕谷さんのグループは投票所の立地が不便で、政策や議員に対する知識不足も原因と考えた。中間発表で、選挙に関する情報をまとめたアプリの開発や、若者が集まるショッピングモールに投票所を設け、2回連続で選挙で投票した人に商品と交換できるポイントを付与することを提案した。24日は現職の首長らに発表する。(読売新聞)