阪神・淡路大震災から受け継ぐ「共助」の精神で、弱者や被災者らを支援する市民団体に２０年以上助成を続けてきた認定ＮＰＯ法人「しみん基金・ＫＯＢＥ」（神戸市中央区）が、資金難に陥っている。

これまでに２１３団体に計７４００万円以上を補助してきたが、近年は不況や新型コロナウイルス禍によって寄付金の原資が底をつきつつある。「このままでは、市民の草の根運動を支えられない」として寄付を呼び掛けている。（神戸新聞）