三菱UFJ銀行姫路支店は、NPO法人フードバンクはりま(姫路市)に野菜の購入資金として44万円を寄付した。同法人はこの資金を活用し、手袋大手のショーワグローブ(同)が運営する農園から規格外の野菜を安価で購入する。地域でSDGs(持続可能な開発目標)の達成を後押しする同行の取り組みで、生活困窮者への食料支援とフードロス(食品廃棄)削減の両立を目指す。
続木直哉支店長が今月、ショーワの近藤修司社長と共に、同法人の辻本美波理事長にネギやニンジンなどを手渡した。同社は姫路市内2カ所の耕作放棄地約5ヘクタールを借り、野菜の栽培事業を営む。2020年12月にホウレンソウを初出荷し、栽培品目を徐々に増やしている。(神戸新聞)