障害者ら 江の島を堪能 NPOと市民ら支え
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

階段が多く車いす利用者には難所とされる江の島で先月18日、就労継続支援B型事業所「ニコズキッチン」(小木曽正子代表)で働く障害者ら6人が観光を楽しんだ。地元NPO法人やSNSで集まった30人の市民ボランティアの力で実現。サムエルコッキング苑では、施設事業者の計らいで関東の3大イルミ「湘南の宝石」の点灯ボタンを押す場面もあり、思い出に花が添えられた。

江の島観光は小木曽代表が「連れていきたい」と発案。特製の車いすに乗った障害者を、ボランティアらが階段を一段一段運び上げ、サムエルコッキング苑まで登った。体が弱くこれまで江の島観光ができなかったという参加者は「最高の一日になった」と満面の笑み。小木曽さんは「みなさんのおかげの一言」などと感謝を述べた。(タウンニュース)

関連記事