技能実習生、高度人材、留学生……。日本に暮らす外国人は年々増え続け、日本で生まれ育つ外国人の子どもも増えている。そんな外国人の支援に取り組む三重県鈴鹿市のNPO法人「愛伝舎」は、外国人の子育ての支援にも力を入れている。「家族やおとなから、たたかれたりひどいことを言われたりしたらひとりで悩まないでください」「なにか心配なことがあったら、信頼できるおとなに相談しましょう」
愛伝舎が作成したチラシには、「やさしい日本語」で子どもたちに呼びかける言葉が並んでいる。昨年度、県の委託事業として、鈴鹿児童相談所に通訳などを担うスタッフ2人を派遣。その一環で配布用のチラシを4種類作り、それぞれポルトガル語版とスペイン語版も用意した。(朝日新聞)