両親の共働きや一人親世帯の子どもらを対象に、家庭や学校以外に「第三の居場所」を提供する常設型ケア施設「子どもの居場所ダ・ヴィンチ」の開所式が14日、鹿児島県の和泊町にある同施設で開かれた。運営団体のNPO法人心音(安徳建二理事長)の関係者や前登志朗和泊町長ら約20人が施設の開所を祝い、子どもたちの育成・支援へ向けて決意を新たにした。
ダ・ヴィンチは、今年1月に開所したが、新型コロナウイルスの影響で開所式を延期していた。小学生~高校生(定員20人程度)を主な対象に居場所を提供し、生活や学習面のサポートを担う。スタッフは4人。(南海日日新聞)