家庭環境を理由に塾に通えない小学生などを対象にした学びと遊びの居場所「学びの塾」が5月、宇部市草江1丁目の食事処「赤いとまと」で始まった。小・中・高校の元教員、学童保育指導員、保育士などがスタッフとしてそろい、子どもだけではなく、サポートが必要な家庭のための居場所づくりを目指している。
市内のPTAや子ども会など、積極的に地域活動に取り組む人々が集まったNPO法人「おーるうぇいず」(松本鉄己代表理事)が運営。子どもたちの「社会を生きていく力」を伸ばすため、子育て世代と共に活動しようと、昨年12月に立ち上がったばかり。その第1弾として、学びと遊びの居場所づくりに取り組んでいる。(宇部日報)