三島市に再発防止要求 NPO、ホタル激減危機で
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静岡県三島市中心部を流れる源兵衛川で生息数を増やしてきたゲンジボタルが六月、市が事前連絡せずに実施した草刈りの影響で激減の危機を迎えている問題について、川の保全や再生に取り組んでいるNPO法人グラウンドワーク(GW)三島は、事前連絡の徹底や市と関連団体双方が合意した上での草刈りの実施などを求めた申し入れ書を豊岡武士市長宛てに提出した。

市は六月二十二日に草刈りを実施。産卵時期に当たるため例年は実施していないが、今回は四月の人事異動で担当課に着任した職員が引き継ぎを受けずに実施を決め、慣例だったGWなど関連団体への連絡もしなかった。そのためホタルの卵が付着した植物が刈られたり、作業員に卵が踏みつぶされたりした。(東京新聞)

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