シュタイナー教育の幼稚園、閉鎖の危機に保護者立ち上がる NPO法人化
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シュタイナー教育を取り入れた保育を行う岐阜市蔵前の「幼稚舎サンタセシリア」が、今夏から保護者が役員に加わったNPO法人として新たな運営を始めた。もともと定員24人と少人数の保育を行ってきたが、一時は子どもが5人にまで減少して閉鎖の危機に。存続を願う保護者が立ち上がり、企業経営など自前のスキルを生かし、運営を支えている。

1977年に開所し、35年ほど前からは子どもの個性を尊重したシュタイナー教育を行う。クラスは異年齢の縦割りで、外には滑り台やブランコなどの遊具はない。木登りをしたり、散歩に出かければ虫取りが始まったりと、子どもの主体性を重んじてきた。(岐阜新聞)

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