森の中で音楽ライブや芸術作品を展示するイベント「ウリズン芸術祭」が10月8、9日に京都府亀岡市宮前町で開かれる。客席はなく、多彩なアーティストの演奏や作品を、大自然の中の好きな場所で鑑賞してもらう。さまざまなジャンルのアーティストを支援している同市宮前町のNPO法人「ウリズン」の主催。新型コロナウイルスの影響で、発表や販売の場を失った人たちに機会を提供しようと、昨年から催している。
ウリズンが同町神前に所有する森の中(約2300平方メートル)が会場。音楽ライブは特設ステージを設け、作曲家エイコン・ヒビノさんやギタリスト岡本博文さんらによるパフォーマンスや、インド舞踊、北インド音楽などがある。客席の代わりにハンモックを約50カ所に設置するほか、来場者に椅子を持ち込んでもらう。(京都新聞)