遊んで学んで、木の缶詰 岩泉、NPO法人が未利用資源使い製作
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岩泉町で森林整備保全に取り組むNPO法人フォレストサイクル元樹(げんき)(蛇口昌俊理事長)は今月、間伐材や林地残材などを活用した「木のたまご」入りの缶詰を完成させた。樹木に触れる教材と位置付け、普及方法を模索しており、豊かな森林資源や自然との共生などを学ぶアイテムとして注目されそうだ。

森林面積が9割以上を占める同町を中心に、県内で目にするコナラやヤマザクラなど80種類を直径1~3センチほどの卵形に成形。「いわての森の恵み缶」と名付け、1缶に1種類の「たまご」を20~30個入れた。同じ形や模様はなく、表面は滑らか。開封すると感じる木々の香りも魅力だ。同法人は、県内の教育機関約40団体に試供品を提供する考えで、提供先を募集している。(岩手日報)

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