福島大の国際交流・協力サークル「COLORS(カラーズ)」の学生は、平成25年11月の台風で甚大な被害を受けたフィリピンの小学校に鍵盤ハーモニカ30台を贈った。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の発生後、世界から本県へ多くの支援が寄せられた。学生は「恩返ししたい」との思いを込めた。
福島市のボランティア団体「シェア・ラブ・チャリティーの会」はフィリピン・セブ島北部に位置するキナターカ島の小学校の再建支援をしている。21日に鍵盤ハーモニカを梱包(こんぽう)し、「大事に使ってね」など英語のメッセージを添えて発送した。
メンバーは、平成27年度には現地訪問を計画している。(福島民報)
震災支援の恩返し 福島大サークルが比に鍵盤ハーモニカを寄贈