NPOが児童養護施設の子どもの海外留学支援
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国内外で災害支援や難民支援に取り組む認定NPO法人「ピースウィンズ・ジャパン」(PWJ、広島県)は6日、児童養護施設の子どもたちを対象とした海外派遣プロジェクトを始めると発表した。PWJなどによると、施設で暮らす子どもたちの大学などへの進学率は、経済的な事情などから約3割と一般の世帯に比べて低くなっている。

自治体や民間などの海外留学支援のプログラムで費用負担が免除されるものなどは競争率が高く、施設の子どもたちにとってハードルが高いのが現状という。今回のプロジェクトの派遣先は米国で、短期の「スタディツアー」と大学への留学など長期派遣を計画。約10日間の日程で来年3月に出発する短期のツアーには、全国の施設から中高生6人の参加が既に決まっている。(東京新聞)

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