留学生ら在留外国人と日本の子どもが国籍を問わず「世界の今」を学ぶ教室を作りたいと、松山市のNPO法人「松山さかのうえ日本語学校」がクラウドファンディング(CF)で資金を募っている。学校の教科書では学べないロシアのウクライナ侵攻など目まぐるしく変わる世界の時事問題への理解を深めて疑問を持ち、自分の考えを発信できる力を養う「土台作りに貢献する」狙いがある。
「国際社会で活躍する人材になってほしい」との思いが込められている。同NPO法人では2021年3月から、留学生が母国の料理を子どもに提供する「国際子ども食堂」を開いている。さまざまな国籍の未就学児から大学生らが集い、これまでの約120回で計約8000食を振る舞った。(毎日新聞)