障害乗り越え 20歳おめでとう 浜松市のNPOが「生人四季」
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浜松市の認定NPO法人魅惑的倶楽部(鈴木恵子理事長)は9日、障害があり地域で開催されるはたちの集いへの参加が難しい若者たちの新たな門出を祝う「魅惑的生人四季」(静岡新聞社・静岡放送後援)を、中区の呉竹荘で開いた。

オンラインを含め、20歳を迎える若者6人を保護者やボランティアら約35人が温かく祝福した。女子プロレスラーで同NPO理事の神取忍実行委員長(58)は「失敗しても大丈夫。挑戦することを忘れないで」と激励した。マジックや歌が披露されたほか、参加者が保護者に感謝の花束を贈った。

保護者を代表して田中昌子さん(57)は「寛容さや思いやりについて教えられ、豊かな20年を過ごさせてもらった。子どもたちや今まで関わった全ての人々に、感謝を伝えたい」と話した。華やかな緑の着物に身を包んだ娘の鈴茄さん(20)は「みんなに祝ってもらえてすごくうれしい」と目を輝かせた。(静岡新聞)

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