日本各地のNPO四団体が、ロシアが侵攻したウクライナに車いすを届ける活動を続けている。関係者らは「困っている人に、車いすで動ける自由と希望を届けたい」と話し、今月中に当初目標の五百台を達成する見通しだ。しかし戦禍で負傷者が絶えないウクライナではなおも車いすが不足しており、四団体はさらに五百台の寄贈を目指し、募金への協力を呼びかけている。
東京都練馬区のNPO法人「希望の車いす」の工房では十九日、ボランティア約十人がウクライナへ送る車いす百二十四台の最終確認と積み出し作業をしていた。(中日新聞)