完全バリアフリーの宿完成 NPOと民間2社が共同整備 伊仙町伊仙
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

入口からトイレ、風呂など全ての場面でバリアフリーを徹底した宿泊施設「幸の宿徳之島」「South Blue」(サウスブルー)」が伊仙町伊仙に完成し、9月30日、内覧会が開かれた。施設はNPOと民間2社が共同で整備。うち1社でサウスブルーを運営する鹿児島市のパン工房「かんもぉーれ」取締役の勝原緋百未さん(61)は「ゆっくりとくつろげる空間になるよう工夫した。ぜひ一度利用してみてほしい」と呼び掛けた。

施設は、パラスポーツ普及に取り組むNPOパラスポーツサポーター(大阪府摂津市、朝野由貴代表)が掲げる「徳之島をパラスポーツの聖地へ」という志に、伊仙の幸林工務店と「かんもぉーれ」が賛同して整備した。今年3月に幸の宿徳之島4棟、8月にサウスブルー3棟が完成して運用を開始した。(南海日日新聞)

関連記事